めっき液の中に物を付けると、めっきされるのが、めっきですが、めっき液の中に何が含まれているか、知っている人は少ないと思います。もちろん、金属を付けるので、その金属のイオン、あとは苛性ソーダなどのほかに、光沢剤やキレート剤などです。
それらがバランスよく保たれていなければ、いいめっきはできません。
それを管理するのが、分析という作業です。日々液のバランスは変化しています。それを数値でその場で確認できれば、それは楽でしょう。しかし自社で分析できる項目は限られているため、薬品会社さんとの連携が不可欠です。
そして液の濃度推移を時に予測して補給したりもする。これが職人的な部分なのかもしれません。
今日はめっき屋さんのめっき液の分析についてのお話でした。